この日本で起こっていること(1) ほんとに怖い?新型コロナ 〜冷静に考えてみよう

2022年9月12日(月)放送分、9月13(火)-14(水)再放送

エフエムたいはく「新型コロナ みなさんこれ知ってますか」 書き起こし

(注:放送時と内容は変更しておりませんが、話の順番や言い回し等、わかりにくかった点を改編して掲載いたします)


聞き手(MC=野田紀子氏、以下M)皆さんおはようございます。「新型コロナ みなさんこれ知ってますか」の時間になりました。この放送は 東北有志医師の会の皆さんの発信の場として行われております。今日の御担当は五箇先生です。それでは五箇先生 宜しくお願いいたします。

五箇医師(以下G)はい。皆さんおはようございます。東北有志医師の会の五箇です。今日は 皆さん大多数が恐らくはご存じないだろうと思われる ちょっとびっくりするようなお話を いくつか持ってきました。

M そうですか。

G 今この日本で起こっていることで 本当かなぁと思うような 非常に馬鹿馬鹿しいような恐ろしいような話がいくつかありますので それらをお話ししようと思っています。

M そうですか。

G まず、どんな話をするかを最初にあらかじめ目次みたいに言っておきます。ひとつは 病院で起こっていること、それから 妊婦さん、産婦人科で起こっていること、それから 国、厚生労働省がやろうとしていること、それから私たちの子どもたちに起こっていること これらを(次の放送回に渡って)お話しする予定です。

M はい、わかりました。

G それで、まず、いろいろな出来事をお話しするんですけど その前に、私の認識と皆さんのものが全く共通していないと、お話しても、内容の理解がちぐはぐなものになってしまうので。まず 大前提として この新型コロナ感染症というものの脅威を 客観的に正しくどう評価するかということをお話ししたいと思います。

皆さん、新型コロナ、怖いでしょうか?野田さん怖いですか?

M いや、私はワクチンも打ってませんし、怖いという感じは持っていないです。

G 病気なので まるっきり怖いのがゼロということはないと思うんですが 怖さの程度です、脅威というものを客観的に評価するには、まずは、数値化することです。そして、数値化するには 何かと比較してどの位怖いかという風に計算するしかないのです。そこで、一番似たようなもので比較の対象となりそうな病気となれば季節性のインフルエンザということになるわけです。インフルエンザは、同じRNAウイルスの感染症ですからね。

M はい。

G ただ、ほんの1年ちょっと前ぐらいだと インフルエンザと新型コロナを比較することは タブー視されてたんです。

M そうなんですか?

G インターネットでは特にそうだったんですけど 「今までのインフルエンザはこうだったから 新型コロナはこうだ」なんて話をしたら 「そんな未知の感染症に対して(比較として)インフルエンザを持ってくるなんてもってのほかだ」なんてことを 自称専門家達が言ってたんです。

M そうですか。

G (何でそう言われるのか)わけがわからないでしょ?

M (笑)ちょっとわからないですね。

G 例えばライオンって動物がいますよね。ライオン、怖いけど、猫と比較してどう怖いのか?猫よりも大型だとか、力が強いとか、牙が大きいとか、爪が大きいとか、獰猛で、どのくらいの跳躍力があるのか、どのくらいの強度と高さのある柵を作って対策しないといけないのかっていうのは、色々な(その他の)知っている動物の知識と比較して、猫ならこのくらいの柵で大丈夫だけど、ライオンならこの位にしないといけないとか、正しく評価しないと正しい対策ができないわけですよね。

M そうですよね。

G 猫と同じくらいだよって言ってしまえば ライオンで殺される人がどんどん出てくるわけでしょ。(ライオンが)人類全体に対する脅威だということになれば、地球上のライオンは全部殺さなきゃいけない。絶滅させなきゃいけないですよね。(もしそうなら)動物園でライオンを飼うなんてことは、できないわけですよ。

M そうですね。

G 今、動物園でライオンを飼えているのは 正しくライオンの脅威を評価できているからですよね。(それと同じように)正しく新型コロナウイルスを評価しようと思えば 季節性インフルエンザと比較するのが一番いいわけです。

M そうですね。

G まあ、インフルエンザに限らずほかの病気でもいいわけですけど 何かと比較して評価すべきだと。

さて、野田さん、もう一回聞きますが、例えば10段階評価で 季節性インフルエンザの脅威が 10段階中の5だとすると、新型コロナウイルスの脅威は6ですか?それとも4ですか?

M (笑)そうですね。私はそれについて確信を持って言えることはないんですけど、今までの状況を見ていると6と言ってもいいのかもしれないですけど でもこんなに変異している今の状況を見ると4かなと思ったりもします。

G まあそんな感じで 脅威を客観的に評価するということになると 比較するための根拠となる数字が必要となります。それで、感染症の場合、脅威というものを三つの要素で考える必要があるんです。一つめは感染力、二つめは重症化率、三つめは死亡率です。

M はい。

G 感染力というのは、一人の感染者が単位時間、例えば一日でもいいし一週間でもいいし、(その間に)何人にうつす能力があるのかというのが感染力の指標になります。

M そうですね。

G 重症化率というのは 感染した人間のうちの何人が 重症になって入院しなきゃいけなくなって 酸素投与とか人工呼吸器につなぐとかの特別な治療を受けなきゃいけなくなるのか ということです。死亡率は言うまでもなく 感染した人が何人死ぬかということです。

M はい。

G で、そこをインフルエンザと比較しないといけないんだけど、

この脅威の三要素。つまり、感染力、重症化率、死亡率。このうち、脅威というものを客観的に正しく評価するのに最も重要なのは、どれでしょう。

M 死亡率?

G そうですね。死亡率が正しく計算できればいいんですけど、

ちょっと問題があります。というのは、まあ、死亡というのは、生きているか死んだかの二者択一ではっきりしていて非常にわかりやすいんですけど 2020年の6月に 厚生労働省が通達を出して「事故死であろうが自殺であろうが どんな病気で死んだ人であろうが ご遺体を調べてPCR陽性であれば その人はコロナ死であると計上せよ」としちゃってるんですよ。

最近、愛知の方で 第7波でコロナで亡くなった人は(実は)0でしたって言っているの、知ってます?

M (笑)いや しらないです。

G (愛知)県が宣言したんですよ。そういうこともあるので (新型コロナウイルスの)死亡率を 公式発表されている数字だけで測ることが出来ないんです。

M そうですね。本当は何で亡くなったのかというのがわからないですからね。

G じゃあ、感染力で脅威を測ればいいかというと、これも問題です。

ちょっと頭の体操です。ある病気の感染力が100倍になりました。ただしその病気の死亡率、または重症化率でもいいけど それは100分の1になりました。この病気は軽くなったのか、重くなったのか、変わらないのか?どれだと思いますか?

M 軽くなった?

G どうして?

M 感染力が100倍になったということは 感染した人の数が増えるわけですよね。で、重症化率が100分の1に減ったということは(重症になる人が)少なくなるわけですから・・・?

G じゃあ 実数で考えてみましょうか。例えば 1日に100人にうつる病気です、というのがあったとすると、それの感染力が100倍になるということは 1日に1万人にうつるということになりますね。感染者100人のうち1人死ぬ(死亡率1%の)病気だとすると、その死亡率が100分の1になるということは それの死亡率は1万分の1になります。そうすると 1日のうちに100人にうつる病気の死亡率が1%なら 1日に死ぬ人数は1人ですよね。1日のうちに1万人にうつる病気があって1万分の1の人が死ぬというならそれも(1日の死者は)1人ですよね。

M そうですね。

G そうすると 数の上で言うと死ぬ人数は同じですね。なので、 病気としての脅威はどちらも変わらない と 算数的には言えるんだけど 実はそうではない、だから野田さんの「軽くなった」というのは正解なんです。それはなぜかというと 人間は免疫力があるので。感染力が100倍になったということは より多くの人がその病気にかかることになります。 100人にかかって1人死ぬといっても 残り99人の人は何もしていないわけではないんです。その人たちはその病気を克服して 免疫を獲得するわけです。そうすると次にその病気がやってきたときに 免疫が働いて 人間の防波堤ができるんです。これが「集団免疫」という考え方ですね。

M なるほど。

G ということは、感染力が100倍になって、致死率が100分の1になったんだということは それはより早く 集団免疫に達するということです。どんどん感染していって 助かる人も増えていくわけで その人たちが防壁になるわけだから、他に免疫を持っていない人たちをその人たちが守ってくれるわけです。

M はい。

G だから 感染力だけでは 病気の脅威をはかることはできないんです。

M そうですね。

G となると、残ったのは 重症化率 ということになるんです。

第6波に関しては、大阪府の泉大津市の南出市長が 講演の中で言ってくれてたんですけど 「第6波に関していえば 新型コロナの重症化率は 0.05%」だそうです。1万人に5人くらい重症化しますよって話です。(南出市長の動画はこちら

M そうですね。

G と、いわれても どのくらいの脅威なのか具体的には想像できないけれども、(季節性)インフルエンザはどうなのかと言ったら 0.08%です。

M そうですか。じゃあインフルエンザの方が高いわけですね。

G そうです、重症化率としては(インフルエンザの方が)高いんです。これは第6波に関してですけど。

M はい。

G では 第7波の重症化率はどうなのかというのを これから皆さんと一緒に算出してみましょう。紙と 筆記用具と 電卓と情報端末 インターネットにつながる スマホでもいいしPCでもいいし。まず 第7波はまだ終わっていないという話もあるんだけど とりあえず 6月、7月、8月の状況を考えてみて インターネットのブラウザを立ち上げて 「東洋経済オンライン」というサイトを見ます。検索で「東洋経済オンライン コロナ」と入れてやると出ます(「東洋経済ONLINE「新型コロナウイルス国内感染の状況」)。このデータの元は 厚労省とか首相官邸とかが出しているデータをもとに作っているんだけど、お役所のデータというのは非常に見づらく作っているんです。でも東洋経済オンラインが一番データとして見やすく作ってくれているので。それで ここの「新型コロナウイルス 国内感染の状況」というページを開きます。で 一番最初に出てくるグラフが「全国の状況」の下の「検査陽性者数」ですね。東洋経済オンラインはちゃんと事実に忠実に書いているので 「感染者数」ではなくて「検査陽性者数」と書いてます。PCR陽性=感染者ではないですから。

M はい。

G それで その「検査陽性者数」のところで「新規」と「累計」というのがあって 「新規」にするとその日一日に出た陽性者数の柱状グラフが出て 「累計」にするとそれを積み重ねたやつ(陽性者数)が出ます。今日の収録日の9月7日時点 累計の陽性者数は 19,275,938名です。ポインターをグラフに置くと いつの時点で累計陽性者が何人だったかがわかるようにもなってます。今知りたいのは6,7,8月ですので まず5月31日の時点で何人だったかというのをポインターで持っていきます。そうすると 5月31日時点での累積のPCR陽性者数は 8,569,902名。今度 8月31日の時点では 18,412,031名です。ということは、この間の3か月で 何人がPCR陽性になったかというのは引き算です。小学生でもできます。そうすると 18,412,031から8,569,902を引くと 9,842,129 となります。6月、7月、8月の3か月で発生したPCR陽性者の数が およそ984万人ということになります。これを使って新型コロナウィルス感染症の重症化率、つまり脅威の客観的評価を計算してみましょう。では、どうやって測るかというと さっきの東洋経済オンラインを見て頂くと 下の方に「重症者数」というのがあります。これも「新規」と「最新」というグラフがあります。ただ、残念なことに、その日の時点で何人の重傷者がいるかということと、前日から何人増加減少したかということは、わかるんですが、ある一定の期間に何人の重傷者が発生したかというのは直接的には、わからないんです。

だから、それは推定するしかないんだけど、さっき言った6月、7月、8月の状況を見て 一番高いところを見ても(重症者数は)6百何十何人なんです。ということは 最大多く見積もって 3か月 90日間 ずっと600人重傷者がいたと、(そんなことはないんだけど、)一応そういうことに仮定して計算してみます。でも 最初の6月1日の600人が そのまま8月31日の600人であるわけはないんです。中身はどんどん入れ替わっていくんです。じゃあどういう感じで入れ替わるかというと 例えば一人の重傷者が 決着がつく(重症者と区分けされた人が重症者じゃなくなる)のに何日かかるかと考えるんです。

M はい。

G そうすると 決着がつく方法とは 何と何ですか?

M 亡くなることと 回復されることですね。

G そうですね。重症というカテゴリーにいた人がそのカテゴリーから外れる、それにどのくらいに日数がかかるのかを想定すると 推定だけど10日間ぐらいじゃないですかね?風邪みたいな感じで 2, 3日でさっさと回復する人もいれば ひと月もかかる人もいるかもしれないけど 平均をとったら10日間ぐらいかなと。じゃあ10日間でその600人が入れ替わると考えると 3か月なので90日間でしょ?9回 600人が入れ替わったと考えたら トータル何人いたことになるかといえば5,400人ですよね。なので、この3か月の間に5,400人の重傷者が発生したと見積もってみるわけです。

M はい。

G そして 6~8月の PCR陽性者数が9,842,129人だったですよね。(そこでの重傷者の割合は)割り算をすれば 0.000548・・・なんです。%表示すると0.054ですよね。

M はい。

G そうすると さっき泉大津の南出市長が「第6波の重症化率は0.05%」といったのとだいたい同じような数字になるんです。でも これは重症者が毎日毎日600人いたという想定の下に出した数字なので。グラフを見ると (重症者数は)なだらかに上がって ピークを迎えて なだらかに下がっているはずなので 実際の数は 三角形や台形の面積を求めるのと同じで これの半分なんじゃないかなぁと。そうすると5,400人なら その半分は2,700人ですよね。そうすると重症化率は 0.027%とか0.03%とか。第6波よりも重症化率は下がっていると考えられるんです。

M はい。

G そしてさっきも言ったように 例年の2019年までの季節性インフルエンザの重症化率を はるかに下回っているんです。だから脅威の程度としては さっき言った10段階評価で インフルエンザが5だとすれば 新型コロナは2とか3とかに下がっているんですよと。そういう前提のもとに次の話をしたいんですが 時間が来てしまいましたね(笑)。

M はい。でも 数字を使われてとても納得のいく説明でした。また次回宜しくお願いします。今日はありがとうございました。(次回放送分の書き起こしはこちら





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東北有志医師の会は、子供へのワクチン接に断固反対します。3月から5-11歳の子供たちに対し、厚労省はワクチン接種を開始しようとしている。驚くことに接種する側の小児科医たちは、このワクチンのことは全く何も知らない。スパイクタンパクの危険性すら知らないのだ。ラットの実験で48時間後にはLNPが卵巣に高濃度に集積するというファイザーの報告すら知らない。治験中であれば、そうした事実を全て説明する必要がある